イソフラボンのストレス改善効果

イソフラボンは、大豆の胚芽の部分に多く含まれている栄養素です。
豆乳や味噌などの大豆製品から摂取することができます。

よく知られている働きとして、女性ホルモンに似ていることから、体内のホルモンのバランスを保つことが挙げられます。
同時にこのイソフラボンは、「ストレス改善効果」もあると知られています。

1. ストレスホルモンの抑制

一つ目に挙げることのできる効果は、ストレスホルモン「コルチゾール」の抑制です。
緊張やストレスを感じた時、私たちのよく知っているアドレナリンが副腎から分泌されます。

この時に同時に分泌されるのが、「コルチゾン」です。
このコルチゾンは不活性ホルモンであるため、11β―ステロイド脱水素酵素により「コルチゾール」に代謝されます。

ストレスを感じた時に血圧が上がったり、イライラしたりするのは、このコルチゾールによるものです。
ストレスを改善するためには、コルチゾールの代謝をコントロールする必要があります。

そこで力を発揮するのがイソフラボンです。
イソフラボンは11β―ステロイド脱水素酵素の働きをブロックし、コルチゾンがコルチゾールに代謝するのを防ぎます。

それと同時に、「若返りホルモン」と呼ばれる「DHEA」の分泌を促進します。
コルチゾールとDHEAはバランスを保ちながら分泌されるため、DHEAが多く生成されると、それに伴ってコルチゾールの生成量が減少します。

このようにして良い循環を生み出し、ストレスを改善することができます。

2. エストロゲンの安定

体内にはエストロゲンとドッキングするためのレセプター(受け皿)があり、イソフラボンはこのレセプターと連結して、エストロゲンと同じ効果をもたらしてくれます。
そのため、適量のイソフラボンを摂取することで、体内のエストロゲン量を安定させることができます。

女性は、生理前になるとPMS(月経前症候群)が原因で、体に不調をきたし、イライラしたり、不安を感じやすくなったりします。
このPMSは、女性にストレスを感じさせる大きな要因といえます。

PMSの主な原因は、女性ホルモン・エストロゲンの減少です。
イソフラボンはエストロゲン様作用を持っているため、適量を摂取することで体内のホルモンバランスを保ち、PMSの症状を軽減してくれます。

女性にとって、「老化による肌の衰え」もストレスを感じさせる大きな要因です。
エストロゲンには、肌のコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す作用があるため、イソフラボンを毎日適量摂取することで、体内のエストロゲン量を安定させ、美しい・若々しい肌を保つことができます。

イソフラボンはポリフェノールの一つなので、そのものにも抗酸化作用があり、アンチエイジング効果があると報告されています。

参考:デリケートな時期もイソフラボンで快適に